平成24年11月7日に大阪にて中小企業経営診断シンポジウムが開催され、この第2分科会にて発表した論文に対して中小企業診断協会会長賞をいただきました。
中小企業経営診断シンポジウムとは、中小企業診断士の全国的な組織である(社)中小企業診断協会が年に一回開催する大きな大会で、中小企業のために中小企業診断士が行った先進的な活動を報告したり、新たな経営手法を提案するなど中小企業の未来のためのシンポジウムです。
今回発表した論文は、「災害復興マニュアルの策定報告書」というもので、災害が発生した直後から長期的な地域復興に至るまで中小企業診断士が災害復興に際してどのように活動していくのがいいか、その具体的な手順や資料を必要とされる時系列にまとめた「災害復興マニュアル」の執筆過程を詳細に述べたものです。
そもそも「災害復興マニュアル」は山下義先生が発案し、診断士の有志が執筆したものですが、小職はプロジェクトマネージャーを務めたという経緯もあり、今回の論文執筆に至りました。
今回受賞できたのも、山下義先生をはじめとして「災害復興マニュアル」に関わった多くの中小企業診断士のおかげだと、深く感謝しております。
今後もこのマニュアルをさらに充実させ、いま行っている被災地支援から得た様々な教訓を書き加え、中小企業診断士の災害対策バイブルとなるべく書き続けるつもりです。
このたびは、皆様に本当にお世話になりました。
